メンタルヘルスにおけるマネジメントの肝とは

部下がメンタルヘルスを悪化したら上司の評価は下がるのか

ご自分の部下が心の健康状態、すなわちメンタルヘルスを悪化させてしまったら。

その原因は恐らくひとつではありません。

仕事における緊張やプレッシャーというストレスは相当なものですが、それだけがメンタルヘルス悪化の要因ではないですよね。

メンタルヘルスを崩してしまう要因は、仕事以外に家庭環境、交友関係、もともとの性格、等多岐に渡ります。

原因をこれと特定して探し出せないこともあるでしょう。

現代では体の健康と同じように、メンタルヘルス(心の健康)も重視されてきており、職場で働く人がより良い精神の状態を保つためのマネジメントにも、注目が集まっています。

つまり部下のメンタルヘルスが悪化したことで、責任は職場の上司の方にあるとか、上司の評価が下がるといった結論に至るべきではないのです。

しかし逆に、職場での問題が大きいのなら、上司の方が介入できる点はあるともいえます。

部下のメンタルヘルスを悪化させないために上司が出来る対策

部下が何か悩んでいるのか、辛いことがあるのか、話さなければ分からないものです。

しかしたとえ気にかけてはいても、ビジネスライク過ぎる関係ですと個人的な話題を聞き出しにくいのではないでしょうか。

そこで普段からのちょっとした関係作りです。部下に会ったら挨拶をしましょう。

挨拶がないような部下ならいっそご自分からです。

そしてその際、時々で良いので最近調子どうかな、とか元気にしてるかな等の声かけをしてみてはいかがでしょうか。

相手のことを仕事をする機械ではなく、ひとりの人として気にかけている、という気持ちが大切です。

そういった一言だけで、メンタルヘルスを悪化させている部下の方は、抱え込まずに相談しやすくなります。

また日々そうして短い間でもきちんと相対していれば、ご自分も部下の様子がおかしいなとか、疲れていそうだなとか、気付くかもしれません。

様子がおかしいと早くに気づけば、早期の介入やマネジメントがしやすくなります。

企業は従業員のメンタルヘルスをどのようにケアすべきか

上司の方がいくら気にかけても、もともとの仕事量が膨大過ぎるとか、残業が長く休養が少ないといった環境では、マネジメントなどできようがありません。

あるいは上司の方自身もそういったストレスフルな環境では、ヘルスマネジメントをする余裕もなかったり、まして部下に気を配ることも難しくなってしまいます。

企業として従業員の体のみでなくメンタルヘルスも、ケアしていくべきです。

一部では施行されていますが、心の健康診断や問診チェックを実施する。

専門知識のある産業医やカウンセラーとの連携。

また基本的ですが過重労働を避け、代休などで休養を確保すること。

そして、ストレスを緩和しやすい労働環境作りも大切です。具体的には、広々した休憩スペースや少し横になれる仮眠スペースを設置したり、短時間でも寛げるよう緑や外の景色が見える場所を設けるなどです。

緊張や疲労をためすぎないようにこまめにリラックス出来ると、結果的に仕事自体への緊張も軽減しメンタルヘルスケアに繋がります。

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